私自身、結婚して四世代同居の大家族で暮らすようになり、看護師・介護士の家族と共に曽祖母の介護を経験しました。そこで感じたのが、地域医療の必要性とその温かさです。

看護・介護に通じた身内でも、家族の介護となるとやはり不安や負担は大きなもの。外の力を借り、地域医療に連携いただいたことは、私たち家族にとって大きな支えとなりました。曽祖母も家族や地域の方に囲まれ幸せな日々を過ごしたと思います。

振り返って思うのは、療養している本人も、介護をしている家族も、共に心身を健やかに保つことが大切、ということ。家族だけで抱え込まず、「誰も我慢しない」状況をつくることが何より大切だと思っています。
訪問医療マッサージ・鍼灸治療は、そうした場面をそっと支える医療サービスです。通院でのリハビリ・治療が難しい場合、「訪問での機能訓練」が役に立ちます。まだまだ知られていないサービスではありますが、多くの方に知っていただき、活用いただければと思います。

大切にしたいのは、訪問医療マッサージ・鍼灸治療を通じて、患者さまやご家族に寄り添うこと。地域医療の一員として関係機関と連携し、心と体をケアしながら笑顔を届けたいと思っています。
ご自宅での療養・介護にお悩みの方、不安をお抱えの方、お気軽にご相談ください。お力になれたら嬉しいです。